昨日エクスから戻ってきました。今回は写真にあるフランスの旧植民地に関する国立公文書館にいってきました。パリにも国立公文書館はありますが、旧植民地に関するものはエクスの分館に所蔵されています(モロッコとチュニジアに関しては外交資料館に保管)。パリからエクスまでTGVで約3時間、決して近くはないですが、現在のTGV地中海線ができるまではマルセイユまでいってローカル線に乗り継いでいっていましたから便利になったものです。
公文書館は建物が比較的新しく、閲覧室も開放的なデザインになっていて快適です。現在は公文書館の資料をデジカメで記録するのが主流になっていますが、かつてはコピーと手書き(パソコンに打ち込んでもよい)でおこなっており結構大変でした。コピーは1日にコピーできる枚数に制限があり(20枚程度だったような記憶があります)、しかもどの資料もコピーできるというわけではありませんでした(紙質や保存状態で規制されていました)。
その点デジカメでの記録には制限がありませんので、自由に記録することができ、効率的に資料を収集することができます。今回は3日間の滞在で約800枚撮りました(これから読むのが大変です・・・)。
またデジカメの性能が向上したのも大きいですね。今回はフランスに出発前の日本でリコーのR10 という機種を購入していきました(もう今はモデルチェンジしていると思いますが)。このR10なかなかよいです。資料の文字がきれいに撮れます。レンズも広角タイプですので広い面積が撮影できます。リコーのカメラはマクロ撮影に強いとの評判で選んだのですが、よい選択だったと思います。ただし公文書館内は間接照明で暗いことから手ブレしやすい環境にあります。僕にシャッターを強く押す癖があることも手ブレが起き易い原因です。この手ブレが一番困るんですね。ブレた文字は読めないですから。そこで僕はミニ三脚を持ち込んで撮影しています。ただミニ三脚ですと脚の長さが短いのでどうしても資料を真上からではなく斜めから撮ることになるのですが、それでもブレるよりは全然ましです。
公文書館の資料はだいぶ傷んでいます。話を聞くと保存状態の悪さから閲覧できなくなった資料が結構あるようです。写真資料はだいぶデジタル化されているのですが、文書をすべてデジタル化するというのは途方もない作業ですし、予算も必要でしょうからあまり期待できないですね。残念ですね。貴重な資料なんですけどね。
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